かわらばん

2013-01-01 00:00:00

 

 

明けまして おめでとうございます。

 

 

佐賀県有田で暮らしてみて感じたのは

 

 

絵付けの仕事にかかわる人々の情熱・・・

 

 

もうすでに伝統工芸士であるし、年配でもあるのに

 

 

日々努力を重ねていて、しかもそれが当然のことの

 

 

ように暮らしている。

 

 

さすが絵付けの町有田だ。

 

 

私の学校の下絵付けと上絵付けの先生お二方も


 

 常に探究心を持ち続けて燃えて生きていらっしゃる。

 

 

東京で10年近く和の絵付けを勉強してきた私だが

 

 

今回有田で学んで、絵付けに本当に必要なことが


 

わかった。今まで気付けなかった・・・

 

 

根本がちがう、線がちがうのだ。


 

 

それは口で説明できない世界、でもそこから始まる世界。

 

 

鍋島には鍋島の線や決まりごとがあるし、古伊万里もそう・・・


 

 

有田の絵付けの世界は、他とは違っていた。

 

 

瀬戸は陶芸と瀬戸染付け、九谷の時は絵の具を自分好みに作っ

 

 

たりする修行だったけど、有田は様式により描き方が違うし、

 

 

その理由や時代背景もも知らないと描けない。

 

 

 

学校で毎日朝9時から夜7時すぎまで描いて描いて・・・


 

 

そしてやっと今、線やその世界観を掴みかけている。

 

 

和の絵付け、有田の絵付けの世界とはそういうものだったのだ。

 

 

 

外に出れば、素地を運ぶ軽トラがゆったりと走っている。

 

 

陶磁器の町という感じで一日に何度も見る大好きな光景だ。

 

 

町の大部分の人が、窯業にかかわっているなんて素敵だ!

 

 

 

 

今年は、有田でつかんだものに自分なりの世界観をのせて

 

 

作品を発信していきたいと思うし、その世界を生徒さんにも

 

 

分け与えていきたいと思う。

 

 

 

初心に戻りつつ・・・でも新しい世界のスタートだ!

 

 

 

今年は個展、二人展、アトリエ~風の色~生徒作品展と

 

 

イベントが続きます。

 

 

皆様にお会いできるのを楽しみにしています!

 

                           有坂多絵子


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