白盛転写紙シリーズの注意事項・作品見本
注意事項と制作過程が全てご覧になれます。
YouTube・アトリエ風の色 →https://youtu.be/2Ji9CcGFGmc
とても分かりやすい動画ですので、是非ごらんください。
アトリエ風の色 白盛転写紙
税込み1.728円
従来になかった、グラデーションにこだわった白盛転写紙
バックの色により作品の雰囲気が変わります。
重要 白盛転写紙注意事項 必ずお読みください
本品は、ツヤと盛りを美しく出す為に、盛り絵の具を大量に使用している為、下記にご注意ください
・転写紙のピンクの部分は、焼成後に焼き飛びます。
・使用する部分を大まかにカットすれば、転写紙が自然に剥がれます。細かい葉を切らないようにしましょう。
・転写紙が厚いので必ずゴムピックを使い、花びらの部分は特に丁寧に何度も水抜きをしてください。
半日~1日乾かして、デキャールソフター1対水3を混ぜた物を筆で塗る。
その後、3日乾かして、830~835度で焼成すると、失敗無く綺麗に仕上がります。
デキャールソフターは、原宿陶画舎又は、ポーセラーツのショップなどで購入出来ます。
・乾燥が足りないと縮れてしまいますので、最低3日は乾燥させますが、その時に急激な高温になると焼成時に縮れることがありますので、熱い窯の上などに置かないでください。
・焼成する前に、必ず空気が入っていないか、浮いている部分が無いか確認してください。
・焼成温度は、830度~835度です。この温度で絵の具が良く溶けて艶が出ます。
各メーカーのプログラムでお選びください。
穴が開いたときの修正方法
白盛転写紙は絵の具が厚い為、水抜きが甘いと穴があきやすいので、付属の白盛転写紙修正用絵具で修正します。
・タイルに出した修正用絵具に極々少量の水を入れ、パレットナイフで混ぜて固いクリーム状にします。
水を入れすぎると、埋めることが出来ません。その場合は少し時間をおくと再び乾燥し使えます。
・小さな穴には筆先を使い埋め、大きめの部分には花びらを描くよう盛って描きますが、このときに花びらにグラデーションがかかっているので、絵具が多く盛ってある方へと引いて描いてください。
残った修正用絵具は、取っておいて何度でも使えますので、ナイフで集めて保管します。
筆は水洗いしますが、その洗い水も取っておき上水を捨てると、下に沈んだ絵具が再生出来ます。
修正後、水分が飛んで絵具が乾くとへこんでくる事を考えて、絵具を少し盛り気味に使います。
・一日乾燥させて、盛りがボコボコと激しい場合には、八〇〇番ほどの細かいヤスリを優しくかけます。
かけ過ぎると取れてしまうのでご注意ください。その後800度で焼成します。必ずこの温度で焼成します。
・白盛転写紙は、その特性上 何度も焼成すると剥がれる恐れがありますので、修正はなるべく1回にします。
転写紙の保管について
・転写紙は、高温多湿・直射日光を避け、付属のビニールをあてて、立てて保存します。
上に重ねないでください。転写紙同士を向かい合わせると、くっつき剥がれなくなり使えなくなります。
・白盛転写紙は、購入日より1年以内にお使いください。
・白盛花を目立たせるため、バックに上絵無地転写紙や、上絵の具で色を付けますが、
必ず一度焼成してから 白盛転写紙を貼り付けてください。
あらかじめこのように、洋絵の具をパディングして、一度焼成してから転写紙を貼り付けると素敵です。
パディングに絵具が濃くなった所のムラがあると、転写紙を焼き付けるときに縮みの原因になります