白盛転写紙『花詰め』作品例
注意事項と制作過程が全てご覧になれます。
YouTube・アトリエ風の色 →https://youtu.be/2Ji9CcGFGmc
とても分かりやすい動画ですので、是非ごらんください。
白盛転写紙『花詰め』に上絵の具をプラスした作品例です。
1、トレーシングペーパーに、赤ボールペンで図案を写す。
2,裏返して、鉛筆で赤線の下をなぞる。
3,再び裏返して、赤ボールペンでもう一度なぞると、器に黒い線が付く。
4,ファインポイントペン(陶磁器用のペン)で黒い線をなぞる。
ペンは、原宿陶画舎で販売してます。
ここまで下準備をしたら、上絵の具で絵を描くか、スポンジで叩くだけにするかにより
やり方が変わります。
【スポンジで叩く方法】
1,専用のスポンジを、輪ゴムで画像のように縛り
ポンポンを作ります。
2,花の回り全体を2色ほどで叩きます。
画像は、黄色と緑を使用しています。
その後、綿棒ではみ出しを掃除します。
3,各花をスポンジを小さくカットしたもので、
好みの色を使い叩いて色を付けます 。
ここで叩く色が、白盛りのお花の陰の部分になります。
この時、画像の4カ所に、緑を必ず叩いてください。
ここは、転写紙の隙間で、ここに色があると映えます。
4,一度焼成します。780~800度
白盛り転写紙を、ゴムピックを使い普段よりも丁寧に水抜きをして、下の絵にほどよく合わせて貼り付けます。。
半日~1日乾かして、デキャールソフター1対水3を混ぜた物を筆で塗る。
3日乾かして、830~835度で焼成すると、失敗無く綺麗に仕上がります。
デキャールソフターは、原宿陶画舎又は、ポーセラーツのショップなどで購入出来ます。
ゴムピックを使い、丁寧に水抜きをして貼り付けます。
2~3日乾かし830度~835度で焼成します。
完成!
叩く色により、様々な作風になります。
【上絵の具で描く方法】
1,花の回りを、ほんのり葉を感じさせるように筆で描きます。
綿棒ではみ出しを掃除
各花にも色を付けます。
この時、転写紙の隙間にあたるこの4カ所に
グリーンを付けると、とても映えます。
4,一度焼成します。780~800度
5,転写紙を、ほどよくおさまるようにゴムピックを使い、
丁寧に水抜きをして貼り付けます。
2~3日乾かし830度~835度で焼成します。
アメリカンスタイルの完成です!
ブルーやパープル一色でも素敵です。